代表メッセージ
職人が大嫌いだった私が、
家業を継ぐ決意をした「母の一言」
実は…家業を継ぐなんて、
一度も考えたことはありませんでした
代表取締役 矢口勝男

弊社・沼田屋塗装の創業は、昭和39年。私が生まれる1年前に、父が宇都宮市で始めました。
当時は建築ブームの真っ只中。職人の世界は活気に満ちていましたが、自宅兼会社だった我が家は、職人たちの“たまり場”となり、夜中までの宴会が毎晩続くような環境でした。
幼い私は「職人=酔っ払い」という印象を持ち、「大人になっても絶対職人にはならない」と心に決めていました。
大学を卒業後、地元の栃木銀行に就職。安定した職に就いたものの、どこか満たされない日々を過ごしていました。
そんなある日、久しぶりに会った母の顔に深いシワが増えていることに気づき、「もう仕事を辞めてもいいんじゃない?」と声をかけました。
『まだ辞めたくないの。お客様から“ていねいによくやってくれてありがとう”と言われるのが、何より嬉しいのよ。』
その言葉が胸に刺さり、私は思いました。「自分はこれまで、誰かにそんなふうに喜ばれたことがあっただろうか?」その日以来、母の言葉が頭から離れませんでした。
約1年後、私は銀行を辞める決意を固めました。最初は妻にも理解されず、家庭内は静まり返りましたが、母の言葉に動かされた心を正直に話し、最終的に受け入れてもらえました。こうして、子どもの頃は“嫌いだった職人の世界”に足を踏み入れることとなったのです。
お客様の「ありがとう」が、私の原点
現場での経験を重ねるうちに、ただ塗るだけではなく「建物の構造を理解すること」が塗装の品質を左右することを痛感しました。その経験から建築士の資格を取得し、見た目の美しさだけでなく、耐久性と機能性を両立させた施工を追求しました。
さらに、一時は下請け業者に工事を任せていた時期もありましたが、品質に満足できず、お客様からのクレームも生じました。「これではダメだ」と痛感し、以後は自社職人だけによる一貫施工体制を確立しました。
足場から仕上げ、アフターまで、すべて自社で責任を持つ。それが「お客様の安心」と「誠実な仕事」を両立させる唯一の道だと確信しています。
自分の家族にも、胸を張って見せられる仕事を
仕事とは、お客様がいてこそ成り立つもの。そしてお客様と私たちを結ぶ大切な絆――それが「信頼」です。
私たちは、常にお客様の立場に立ち、必要な工事・不要な工事・効果的な提案をすべて代表である私がご説明します。決して押し売りはせず、ご納得いただいたうえでのみ施工を行います。
「営業はしない」「誠実に向き合う」――それがヌマタヤの流儀です。
そして何よりも、「自分たちの家族にも胸を張って見せられる仕事をする」こと。それが私の誇りであり、母の想いを受け継いだ使命でもあります。
これからも、「ていねいによくやってくれてありがとう」と言っていただけるような塗装を続けてまいります。





